「JIN」第１巻〜第１６巻まで読破した・・・早く続きが読みたい

日曜９時のTBSドラマ「JIN」。あまりに面白いので原作漫画１〜１６巻を大人買いして一気に読破してみた。

ドラマは基本、原作に忠実にストーリーが進んでいるけど多少設定が違う。たとえばドラマで中谷美紀が一人二役やっている女性のうち、現代における南方仁の恋人「友永未来」は原作には登場しない。

原作では吉原No.1の花魁・野風と、仁の助手を務める貧乏旗本家の娘、咲との三角関係だけど、ドラマでは友永未来含めた四角関係か。これはどうまとめるつもりなのかな。

この漫画（ドラマ）、タイムスリップ物ということで設定は結構ぶっ飛んでるけど、幕末の史実を踏まえて描かれているし、医療に関する描写も詳細（お医者様から見てどうなのかは知らない）。

タイムスリップ物のお決まりではあるが、仁が歴史を変えてしまっていいのかどうか悩む場面があるのもカタルシスがあって良い。

それにしてもあの時代は生きること自体が今とは比べ物にならないほど大変だったのだな、と思わずにはいられない。しかし現代とどっちが幸せなのかといえば、分からないと思った。幕末時代の人々が生き生きと描かれていて、閉塞感のある現代（の日本）に住む者としてちょっとうらやましくもあった。

というわけで「JIN」、超オススメ。必読と言ってよいでしょう。

全巻セット
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仁でもこっちの仁じゃない。